キャストラウエスタン ノワール 第4話 アンジェリカ・グリーンフィールド モーリー先生の診療所 「アンジェリカ、最近はどうかな?マシにはなったかな?」 モーリー先生は優しそうな笑顔でアンジェリカに語り掛けた。 その話し方はアンジェリカを精一杯の優しさで包んで、今の苦しみから救ってあげようという慈悲の心が現れていた。 先生の傍らにはナースのイズミが心配そうな顔を必死で隠そうと複雑な顔をしていた。 「それが、一向に収まらないです。毎朝、気が付いた時にはもうほとんど・・・その・・・出ていて・・・。」 アンジェリカは少し悔しそうな顔をして唇を噛んでうつむいた。 「そうか・・・、まぁ焦ることはありせんよ。ゆっくり治していきましょう。聞きにくいことですが、日中に失禁することはありませんか?」 モーリー先生は優しい微笑みでアンジェリカに問いかけた。 「はい、日中は・・・ありません。」 「あと、おねしょの量ですが少量ですか?それとも大量にほぼ漏らしてしまっていますか?」 モーリー先生は若い女性を傷つけないように極めて事務的に質問をした。 「ほぼ出し切っています。量は・・・多い方だと思います。たまに漏らしている途中で目が覚めることもあります・・・」 アンジェリカは少し恥ずかしそうに答えた。 「そうですか、お父様が亡くなったときの精神的ストレスが夜尿症という形になっているのだと思います。ゆっくり心の傷を癒していきましょうね。」 そういうとモーリー先生は、アンジェリカを診察用の椅子からゆったりとしたソファに移し、カウンセリングを始めた。 「アンジェリカ、いつも見る夢を私にできるだけ詳しく話してください。そのほか、何か言いたいことがあれば何でもここで吐き出していってください。じゃあ始めますよ。」 モーリー先生はソファの横に座り、アンジェリカの手をそっと握りしてあげた。 幼い子どもが親の手を握り返すようにアンジェリカはモーリー先生の手を握りしめ話し始めた。 アンジェリカの悪夢 ブルーオアシスの町の北東にある大きな街・リバータウン。ブルーオアシスとその街の間にある小さな廃墟の村に旅の娘を救いに行ったときのことを、そして父が亡くなった日のことを毎日のように夢に見ます。 父・・・保安官のマイクと保安官補のジェイク、それに駆け出し保安官補だった私の三人でレッド・コブラに囚われた旅の娘の救出に向かいました。 リングレア族戦士たちも協力してくれ、小さな村に防衛線を引いたレッド・コブラの一味をほぼ制圧しました。 そして敵が占拠しているアジト―彼らは村の教会を要塞にしていました―にたどり着きましたが、教会の大きさや仕掛けられた罠の危険性から、リングレア族には教会の外に残ってもらうことにし、私たちは3人で教会に踏み込みました。 踏み込むと同時に一斉に銃撃を受けましたが、私たち三人にかなう腕のモノはおらず、こちらもすぐに制圧できました。ですが、さすがに四方八方からの攻撃で私は右足を負傷しました。 人質とレッド・コブラの頭目・グレッグは教会の地下室に隠れていることがわかりました。しかし、暗い地下室、敵の数も分からない中、まだ年端も行かない私をこれ以上危険にさらすわけにはいかないと二人から強く説得されました。 特にジェイクは15年前に生き別れた娘を私に重ねるようにして私を諭しました。 そして二人が地下室に入ってしばらく静かな中に、時折大きな声が聞こえました。 そしてはっきり覚えているのが、「やめてくれ!マイク!」とジェイクが叫んだあと2発の銃声し、遅れて3発の銃声がしました。 しばらくすると地下室から煙が立ち込め、父・マイクが瀕死の重傷で階段を上がってきました。腹を撃たれ出血が止まらない状態でした。 この重傷でよく上がってこられたと思えるような致命的な傷でした。 そんな中、父は必死で私に何かを伝えようとしました。 「わ、罠だ。囚われた女はグ、グルだ、一味の女だ・・・。狙いは俺とジェイクだ。・・・ジェイクは狂った・・・に、逃げろ・・・」 そして立ち込める煙の中からジェイクの悲鳴にも似た声が聞こえました。 「マイク!!!」 煙でよく見えませんでしたが、あの優しかったジェイクが怒りに満ちた表情で私に銃を向けました。 そのとき父は私の前に立ち、力を振り絞るように銃を構えました。 しかし、もう引き金を引く力は残っていませんでした。 パーン! 一発の銃声が父の頭を貫きました。 私は目の前のことが受け入れられずにいました。 ただ茫然と父の遺体を抱きしめていました。 地下で爆発音が聞こえ、教会も崩れそうになった時、一人のインディアンの男が私を抱え、リナとカナが父の遺体を運んでくれました。 見た夢を語っているのか、つらい過去を思い出しているのか分からず涙ぐみアンジェリカだった。 モーリー先生の診療所 「アンジェリカ・・・」 モーリー先生は優しくアンジェリカの手を握りしめた。 「ゆっくり治療していきましょう。慌てなくていいですからね。・・・あと尿によるかぶれなどないか外科的な処置をして今日は終わりましょう。」 モーリー先生にそういわれると、慣れた様子でアンジェリカはスカートまくり上げ下着を脱いだ。若く張りのあるふくよかな大陰唇とそれらによってできた縦のクレパスを晒した。 毎日の寝小便でアンジェリカの大陰唇は赤くかぶれていた。 「うーん、少し赤くなってますね。あと・・・お尻の方もすこしかぶれているようですね。炎症を抑える薬も出しておきましょう。」 モーリー先生はアンジェリカの白く張りのある尻に優しく触れ、かぶれを確かめた。そして、彼女の尻と大陰唇に炎症をおさえる薬を優しく塗った。 「症状もしばらく変わりはないようですし、次から炎症の方はイズミに看させますか?」 モーリー先生はアンジェリカを気遣ったが、アンジェリカはモーリー先生で構わないと答えた。 そして彼女は下着をあげ、父の形見の二丁拳銃をフォルスターに入れ町にでた。 彼女は今日もブルーオアシスを守るのだった。 続く |

