| クリスマス2018 アンジェリカのアルバイト篇 第2話 ピザブーツ 午前10時 「おはよう!」 髪をポニーテールに結わえた元気のよさそうな女性店長がみんなを集めていた。 サンタの衣装に身を包んだ若い女性が総勢30名ほど集まっていた。 「今日は、イブですね。毎年恒例のクリスマスイベント、サンタのコスプレでピザをデリバリーします。今日は、雪もちらついて寒いけど、みんなケガの無いように、それからスピード配達をモットーに頑張りましょう!」 「はーい!」 元気な女の子たちの声が店に響いた。 配達員の女性はみんなホットパンツを着用し、ホールやスタッフの人たちはミニスカートをはいていた。 若い女性の健康的な白い太ももがたくさんせわしなく動いていた。 アンジェリカは大柄だったので、支給された衣装が少し小さく、赤い上着とホットパンツは彼女の身体を強く締め付けていた。その衣装は少し恥ずかしく感じたアンジェリカだったが、クリスマスシーズンのアルバイトはバイト料もよく、遠征などでお金の必要だったので、19歳の女子にとってはいいバイトだった。 しかし、バイト料がいいハイシーズンだけのことがあって、鬼のように忙しかった。 10時半から始まった配送も途切れることなく続いた。 雪も徐々に強くなり、バイクの運転も難しくなってきたが、アンジェリカは持ち前の運動神経の良さで抜群の速さで宅配を済ませていた。 「ただいま〜。休憩入ります〜。」 アンジェリカは2時間の配達が終わり、休憩に入ろうと店内に入ってきた。 アンジェリカがサンタ帽子を模したヘルメットを休憩室に置き、トイレに向かおうとしたとき、「あ、痛ったたた・・・」と女の子も声が聞こえた。 入り口の方に目をやると女子高生のアルバイトが膝をすりむいて戻ってきていた。 雪道で転んだのかサンタの衣装も泥水でぐちゃぐちゃだった。 「すいません・・・・4丁目の斎藤さんのところに行く途中で、転んじゃいました・・・(泣)」 申し訳なさそうに頭を下げる女子高生、そこへ店長が優しく声をかける。 「御端希さん、大丈夫?」 御端希・・・そう朋美も冬休みここでバイトをしていた。 店長は心配そうに朋美に駆け寄って膝を見た。 「血が出てるわね・・・。それにその衣装・・・すぐに配達は無理ね・・・」 雪道で転んで泥だらけなった衣装をみてつぶやいた。 「斎藤さん・・・かぁ・・・あと、20分で30分越えちゃうね・・・時間は十分あるけど、4丁目までは普通に行っても15分だから・・・この雪じゃ・・・仕方ないか・・・」 そう店長があきらめかけたときアンジェリカの声が聞こえた。 「あの、私、行けます!」 「うれしいけど・・・でも無理しないでね。この雪だし・・・それに休憩もちゃんととらないと労基からおこられちゃうの・・・」 店長は心配そうにアンジェリカに言った。 「大丈夫です!任せて下さい!」 そう胸をたたいて、新しいマルガリータをもって颯爽と出かけた。 しかし・・・彼女はこの時点でそれなりの尿意を覚えていたことを、責任感から忘れてしまっていた。 アンジェリカが店を飛び出したころ、雪はどんどん強くなってきていた。 路面にも積もり始め、車が通ったところは雪が溶けてびしゃびしゃでバイクの運転が急に難しくなっていた。 法定速度を守っても、アンジェリカの技術なら普段は12,3分で到着ところだが、さすがのアンジェリカもそうはいかなかった。 手元の時計を見ると、12時41分だった。店をでてすでに10分少しが経過していた。タイムリミットは12時50分、あと9分もあったが、雪が強くなり、視界も悪く、いつものように早く進めなかった。 そして、雪の日の風はアンジェリカからどんどん体温を奪って行き、下腹部の重さも奪われる体温に比例して重くなっていった。 「まずいなぁ・・・おしっこだけでも済ませて来ればよかった・・・結構、漏れそうになってきたなぁ・・・」 アンジェリカの頭の中は、届ける時間と尿道口の決壊の心配がぐるぐる回っていた。 キリキリとした痛みを下腹部に感じながら、太ももしっかり絞めて大陰唇で尿道口をフタするようにこらえながらバイクを走らせた。 4丁目交差点が見えてきたとき、時計を見ると12時46分だった。 ここからバイクで1分もかからないが、雪で車も渋滞しており、その車を縫うように走るのでいつも以上に時間がかかった。 そんな車の中をすり抜けていると急に前の車のドアが開いた。 「きゃぁ!」慌てて左にハンドルを切り衝突を避けたが、余計な力が下腹部にかかり、少量が漏れてしまった。 寒空の中、ジュワッと股間だけに熱いものが溢れた。 「ダメ!」 堪らずバイクを止め、尿道を閉めることに集中した。 「ふ〜っ・・・」 ため息をつき、後ろを振りかえると、小学生低学年くらいの女の子が母親に連れられ、路肩で放尿をしていた。 気持ちよさそうに排出される尿から湯気が上がっていた。 「あっ・・・私もしたい」 ブルブル首を大きく横に振り、ダメダメと自分に言い聞かせるように気合を入れなおした。 アンジェリカの小便は今すぐにでも外に出る機会をうかがっていたので、彼女は尿道口を必死に締めるように気合を入れてオシッコ我慢に集中した。 バイクにつけられた時計をみると12時48分。あと2分を切っていた。 アンジェリカはアクセルを吹かし宅配先へ急いだ。 大きな通りから少し細い道に入り、数秒後、2階建てのボロアパートが見えてきた。 ここが配達先だった。 アンジェリカはバイクをアパートの脇に止め、雪が積もった外階段を勢いよく駆け上がった。しかしその走り方は、尿意をこらえているため少しへっぴり腰でどこか滑稽だった。 「203号室・・・斎藤さん、斎藤平次様・・・、あっ、ここ!」 アンジェリカは203号室の前に立ち、コンコンッとノックをして斎藤を呼んだ。 「ビザブーツです!ピザの宅配に参りました。」 時計を見ると12時49分15秒・・・本当にギリギリだった。 ガタガタと音が鳴り、寝ぼけ眼の非番の斎藤がヨレヨレのスウェット姿で財布をもって玄関扉を開けた。彼もイブの日に一人ピザとは寂しい限りだ・・・。 「ありがとう・・・えーっといくらだっけ・・・・」 と財布の中を見ながら話しかけた。 「マ、マルガリータ・・・ラ、ラージサイズで・・・うっ・・・」 震える声を聞いて、斎藤はふとアンジェリカの方に視線をやった。 そこには両手でピザを持ち、へっぴり腰で足をクロスし、今にも顔が崩れそうな若い女性がいた。 「ラ、ラージサイズで・・・2800円で・・・です・・・あの・・・・あの・・・おトイレ・・・あっ・・・で・・・」 アンジェリカが取り乱したかと思うとそのままの体勢で固まってしまった。 そして、しんしんと雪が降る街に、ぐちゅぐちゅ、じゅっ、じゅっ!と勢いよく下着に小便が当たる音が聞こえた。 そして、すぐにシューーーーーーっ!と長い放尿の音が聞こえた。 赤いホットパンツの股間は赤黒く染まり、その裾から黄色い液体が湯気をあげて溢れれできた。大柄なアンジェリカは膀胱にためる量も多いのか大量の小便が溢れてきていた。 「はぁ、はぁ、はぁ」 アンジェリカは固まったまんま荒い息をしていた。 その間も、股間からは次々と尿が流れてきた。 ストッキングを伝い、その多くは彼女のブーツに入っていったが、勢いよく漏れた彼女の小便はボロアパートの共用廊下に積もった白い雪を黄色く染めながら溶かしていった。 斎藤は呆然とその光景を見ていたが、ふと我に返り、料金を支払った。 「あ、ありがとうございます。おつりは200円です。」 アンジェリカは極めて冷静に対応したが、股間にシミをつくり、足元の雪は黄色く染まっており、何とも言えないシュールな光景が広がっていた。 年頃のかわいい女子のサンタのコスプレでの失禁姿、それが目の前にあった。 平次のモノが“平時”の状態ではいられなくなりそうになったが、そこは警察官、必死に堪えた。 「だ、大丈夫?」 斎藤は目の前で起こった光景にあっけにとられながらも興奮していたが、何とか大人としての言葉を振り絞った。 しかし、そこは年頃の娘としては、できれば何も触れてほしくなかった。 その言葉にアンジェリカは恥ずかしさでいっぱいになり、一気に体温が上がり、耳の先まで真っ赤になった。 「大丈夫です!」 そう吐き捨てるように言って、走ってバイクに戻った。 バイクに座ると股間から尻にかけて濡れた感覚がよりはっきりし気持ち悪かった。 彼女はすっかり肩を落とし、店に戻ったのであった。 |

