投稿第240話
クレイジーな真夏の海






5人が所属するサークル、クレイジーキャットは今回インディーズゲーム制作の合宿取材を口実に
ただ普通に海水浴に遊びに出かけているのであった

レンの祖母の海女小屋を拠点に浜で佇む面々

祖母の手伝いを終えて海女小屋から浜辺にやってきたレン

植木「あれ?先輩カイパンは?泳がないんですか?」
レン「俺はいいんだよ、皆で楽しんでてくれよ、ほれ皆でこれ飲みな」
植木・谷「有難うございます!イタダキマス!」

レン「あれ?犬塚さんとハナちゃんは?」
植木「なんでもハナちゃんが言うには、ふたりで【潮干狩り】に行くと言って、いなくなりました」
レン「潮干狩り?この辺の浜で【潮干狩り】は出来ないはずだけど」
谷「もう鈍いですね先輩、ハナちゃん特有の言い回しで【お花摘み】と同じ意味の奴ですよ」
レン「ははは、【お花摘み】の意味か」

植木「ハナちゃんが言うには・・・」

ハナ『ここは海よ、お花畑があるわけないから場所に適した意味で【潮干狩り】に言い換えているだけよ』
ハナ『それくらい気が付きなさいよ谷!レディに失礼でしょ!』

谷「だってよ」

レン「確かに両方ともしゃがんでいる姿だもんな、うまいこと言うんだな」
植木「ハナちゃんやっぱり不思議な娘ですよね」

谷「でも途中でふたりに会いませんでしたか?」
レン「どこかで行き違いでもしたのかな、婆ちゃんの海女小屋にもきていなかったけど」
植木「大丈夫かな、ふたりとも道に迷っていなければいいですけど」
レン「道に迷うような場所ではないんだけれどな」
谷「俺ちょっと様子を見に行ってきますよ」
レン「ひとりで大丈夫か」
谷「大丈夫ですよ、ついでに俺もトイレ行きたくなってきたし、植木は?」
植木「俺はまだ大丈夫!」
谷「じゃ、俺ちょっと行ってきます」
レン「じゃ、気をつけてな」

谷はひとりで海女小屋に向かっていた、すると脇道の向こうから女子らのはしゃぐ声が聞こえてきた

なんとなく気になりそちらの方に向かうと浜辺の岩かげには
海女小屋に行っていた筈のハナちゃんと犬ヅカさんが居たのである

ふたりきりで何をしているのだろうと眺めていたら

ハナちゃんは足踏みをしながらスクール水着を脱ぎ始め全裸になっていた
一方後ろ姿の犬ヅカさんも足踏みをしながら水着の下だけを脱ぎ始めていた
するとハナちゃんは立ったまま腰に手をやり、なんとおしっこをし始めたのだ

息の詰まる谷は黙ってみている事しかできなかった
ふたりの会話が聞こえてきた

ハナ「ねぇ、ヒイロみてみて練習のかいがあってだいぶ前に飛ぶようにおしっこできるようになったんだよ」
見事な放物線を描いているハナちゃんのおしっこ
 しゅわあああああぴしゅうううううううう 勢いはとまらない
夏の陽射しでおしっこが輝いて見えるような気がした

ヒイロ「もうハナちゃんったら普通に出来ないの?、それに練習って?」

ハナ「だってこういう所でないと立ったまんまできないんだよ」
ハナ「自宅のお爺ちゃんの小便器で実践したこともあったんだけど、汚しちゃってそれのせいでお爺ちゃんがお婆ちゃんに怒られて」

ヒイロ「お爺さん、気の毒ね」
ハナちゃんは照れ隠しのように笑っていた

ハナ「そうだヒイロもしゃがまずに立ってしてみなよ、どうせしたことないでしょ?」
ヒイロ「そりゃ当然でしょう、私は女の子なんだから」
ハナ「試そうと思った事ないの?」
ヒイロ「ないよ多分、考えたことも無かったわよ」
ハナ「ほらほら、物は試しに!」
ヒイロ「ええ、そんな私にも出来るかな・・・」どきどき
そう言いながらもヒイロはまんざらでもなさそうに立ち上がり思い切っておしっこを出し始めたのである
しょろ、しゅわわわ

ヒイロ「きゃっ、やだ、おしっこが足を伝ってる・・・」
しょろろろろびしゃ、びやしゃしゃしゃ・・・・ やっぱりだめだ
ヒイロのおしっこは途中でとまってしまっていた

ハナ「ほら、こうしてちょっとだけ足を広げて中腰になってオマタに手をあててワレメを少し開くの」
ハナ「そうしたらばこのビラビラがおしっこの出口を邪魔をする事なく出てくるから」

ハナちゃんに言われた通りの姿になったヒイロ
ヒイロ「ほんとうだ、ちゃんと前にむかって跳ぶんだね」
 ぴしゃあああああああああしゅうううううううう

ハナ「ヒイロまだ沢山、出てるよ?どんだけ麦茶を飲んだの?」
ヒイロ「ハナちゃんだって、まだ出ているよほら勢いが良すぎてヒトデにかかっちゃってるよ」
そう言いながらもヒイロの勢いも増してなかなか終わらずにいた
ハナ「ヒイロのおしっこ陽射しで輝いてし」
ヒイロ「ハナちゃんだって輝いているよ」
ハナ「この角度じゃ解らないけれど、虹が出来てるかも」
ヒイロ「ハナちゃんったら意外とロマンチストなのね」

ふたりの放尿音は、浜辺の波音にも負けないくらい、谷の耳に届いていたのである

ヒイロ「さてみんなと合流する前にいちど洗い流さないと」
ハナ「ホントだ、ちゃんとしないと皆にバレちゃうかも」
ふたりはその場を離れてみんなの元に戻っていった

遠くからふたりの一部始終を眺めていた谷
しかし残念なことに谷が見る角度からはハナちゃんの姿はようく見えるものの
最も見たいであろう犬ヅカさんの姿は、後ろ姿とオシリしか見えなかったのである

谷「(ハナちゃんがこういう事をするのは多少納得はできるけども、犬ヅカさんもこういう事をするなんて)」
谷「(なんだかハナちゃんがとても羨ましいや・・・)」
谷「(それにしてもハナちゃんってやっぱり胸がかなり大きいんだな)」
谷「(ハナちゃんと犬ヅカさんの立ち位置が逆だったら良かったのに)」
普段はジェントルマンな谷も今回ばかりは流石に気持ちが壊れかけていたが犬ヅカさんへの想いはより強まった
この日の出来事を深く心に刻み生涯忘れることはなかった

一方、皆の帰りが遅くて心配をして様子を見に来ていた植木だが
少しだけ気まずそうに、谷のその姿を心配そうに見ていた
植木「(ハナちゃんの裸はともかく、犬塚さんのオシリを僕も見ていた事を谷が知ったら悲しむかもしれないな・・・)』

その日は全員、レンの祖母の家に泊り翌日
全員「お世話になりました、有難うございます」
レンの祖母「また来るんだで、つぎはもっと美味しい海産物を食わしてやるっちゃ」
ハナ「とても美味しかったです」
谷・植木「はい!その時はよろしくお願いします」
犬塚「お婆さん、本当に二日間ありがとうございました素敵な経験になりました」
レンの祖母「社交辞令じゃないで、きっと来るだで、レンの事も宜しくだで」

メンバーはレンを残して帰路についたのである

レン「さて、みんな帰ったしそろそろ本格的に泳ぎの練習をしなきゃならないな・・・」
自分がカナヅチである事をあまり知られたくなかったレンは
皆が帰ったことを確認をしカイパンに着替え浜に向かった
そこで思いもかけない人物に出逢えたのである


これらの出来事から数年、卒業した後にハナちゃん脚本による恋愛エロゲーの話の中に
ふたりの女の子が浜辺で野ションをしている所を覗き見している男の子がいるエピソードが出てきたのだ
ひょっとしたら谷に覗き見されていた事をハナちゃんだけが気付いていたのかもしれない。










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投稿者:ほろほろさん